就職できない27歳 職歴なし大卒
20代フリーター就職サイト > 退職 > 仕事辞めたいは甘え?辞めて良い場合

仕事辞めたいは甘え?


仕事辞めたいは甘え?仕事、辞めたい・・・

仕事を辞めたい

せっかく正社員で就職した会社だけれど、仕事、辞めたいな・・・。

日常的に仕事辞めたい・・・と考えている人は思っている以上に多いという調査結果もあります。

今の会社、仕事を辞めたいと思う理由も人それぞれ、色々とあるでしょう。

重要なのは仕事を辞めたい理由ですね。

仕事を辞めたい理由によって、甘えているのか、甘えでは無く本当に退職・転職した方が良いのかを考える必要があります。

また、退職するにしてもその後の貯蓄を考えて、転職活動をどの時期に始めるかもお考えになった方が良いでしょう。

仕事辞めたい、と思うのは甘えなのか?

仕事を辞めたいと悩む
仕事を辞めたい、という気持ちは実際多くの新入社員が抱えていると言えます。

例えば、新卒入社して人の離職率については以下のようになっています。

思ったよりも離職率は高いでしょうか?低いでしょうか?

あなたの他にも、実は多くの人が同じ職場でも「仕事を辞めたいな・・・」と思っている可能性があります。

新規学卒就職者の離職状況

例えば、厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)によると、

新規高卒就職者の約4割、新規大卒就職者の約3割が、就職後3年以内に離職していることが分かりました。

厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)

調査結果によると、事業所規模が小さいほど(社員数)離職率は高いという結果が出ています。

なんと、事業所規模5人~29人でほぼ半数の大卒者が離職しています。
500人~999人といった規模の企業でも、約3割の大卒者が3年以内に離職しています。

高卒者の離職率はさらに高いです。

離職理由

離職理由については上記からは分かりませんが、次の資料を参考にすることが出来ます。

若年者の離職状況と離職後の キャリア形成 – JILPT(独立行政法人 労働政策研究 ・ 研修機構)

P86より、

  • 労働時間・休日・休暇の条件
  • 自分がやりたい仕事とは異なる
  • キャリアアップ
  • 肉体的・精神的健康を損ねた
  • 賃金の条件
  • 会社に将来性がない
  • 人間関係がよくなかった
  • 仕事が上手くできず自信を失った

などとなります。

今、あなたが仕事を辞めたいと思う離職理由に当てはまるもの、近いものはありますか?

上記のような離職理由のような場合には、

「甘え」

とはいえないと思うのですが、どうでしょうか。

もちろん、「甘え」に関しては基準が人それぞれ違いますので、人によっては甘えていると思う離職理由も多数あるかもしれません。

仕事を辞めたいのが甘えではなく、退職・転職した方が良い場合

仕事を辞めたい理由が甘えではなく、できるだけ早く退職・転職したほうが良い場合もあります。

パワハラ、モラハラ、いじめなどを受けている

職場の上司、同僚、先輩などから、パワハラ、モラハラ、いじめなどを受けている場合には、精神的に変調をきたしてしまう前に退職したほうが良いです。

ハラスメントがある場合には、大きな問題です。

「会社を辞めることで同僚にしわ寄せがいってしまうのでは・・・」

「会社を辞めたら収入がなくなって生活ができなくなる・・・」

「辞めるのは甘えではないか?もう少し頑張らないと・・・」

そう思っている間にさらに追い詰められてしまうと、精神的にも体調的にも崩れてしまい、回復までに長期を要する可能性があります。

あなたが辞めても会社は回りますので、早く退職されて働きやすい職場を見つけることが大切です。

退職代行サービスも今はありますので、辞めるハードルは低くなっているといって良いでしょう。

キャリアアップに限界を感じている

もうこの会社ではスキルアップ、キャリアアップが難しい、というケースもあるでしょう。

その場合には、転職して環境を変えるしかありません。

採用してくれた恩義もあるし・・・といったことを考える必要は特に無いでしょう。

奨学金の返済を会社が肩代わりしてくれている、などで働く期間に定めがあるといったような場合には、その期間はしっかり働くのは筋と言えます。

入社祝い金なども同様です。
(短期での離職の場合には、返金を求められるケースもあります)

ブラック企業だった

残業で終電を逃す

入社してみて分かったけれど、ブラック企業だった・・・というケースもあるでしょう。

残業が多い、休日出勤もある。
でも給料が安い。

達成不可能なノルマがある、詰められる。

ただ、会社の中にいると冷静に判断できないこともありますので、友人、学生時代の先輩、親など信頼出来る人に今の働き方、会社の体質などを相談してみることをおすすめします。

それはブラック企業だね、と言われるようであり、今の会社で働き続けることに限界を感じている場合には退職・転職を考えた方が良い可能性が高いといえます。

他にやりたい仕事がある

仕事をしていて、今の仕事ではなく違う仕事を本気でやりたい、と思うようになることもあります。

元々やりたい仕事があったけれど、内定が貰えたので就職した、という方も多いのではないでしょうか?

20代は未経験での異業種転職もまだ挑戦しやすい年齢です。

本当に、他にやりたい仕事があるのでしたら転職に挑戦した方が良いかもしれません。

挑戦せず、後でずっと後悔し続けるのは避けたい、という方は多いのではと思います。

会社に将来性が無い

就職してみて分かったけれど、思っている以上に会社の経営状態が悪い・・・業界自体に先行きが無い、といった場合。

早めに転職した方が良い場合もあります。

自分が会社を支えたい、ここで会社を立て直すことが出来れば大きな実績になる、という考え方もできますが流れとしてどうにも出来ないことの方が多いです。

将来性が無い会社はどんどん経営が厳しくなり、最終的には倒産といった可能性があります。

転職は若い方が有利ですから、将来性のある業界に転職を目指すのはありでしょう。

リクルートエージェント

DODA

といった転職エージェントを利用して将来性のある業界、職種を相談しながら探すことも出来ます。

第二新卒の転職も需要が高いので、転職成功の可能性は高いでしょう。

仕事を辞めたいのが甘えている、と考えられるケース

「仕事を辞めたい」と思う理由として甘いと見られるであろうケースには、例えば以下のようなものがあります。

なんとなく学生の頃の方が楽だったから、辞めたい

「学生時代は楽だったな・・・バイトが無い日は好きなことできたし。会社、面倒だし辞めたいな・・・」

多くの人にとって社会人と学生では、やはり生活が楽なのは学生時代でしょう。

ゆるい学生生活を過ごした人にとっては、会社員生活はかなり窮屈だとは思います。

ただ、こうした理由から仕事を辞めたい、というのはやはり甘えであると言って良いでしょう。

朝が辛い、起きるのが面倒

学生時代と変わり、社会人として働くようになってからの朝が早い、ということに苦労する方は多いでしょう。

会社までの通勤時間によっては朝も6時過ぎには家を出る、といった方もいると思います。

そこまで朝が早くなくても、

起きるのがだるいな・・・もっと寝ていたい

といったことから辞めたい気持ちに繋がる場合には、甘えているといっても良いかもしれません。

ただし、今まで特に感じていなかったのに、急に朝が辛く起きることが出来なくなってきた・・・といった場合には、他にも精神的、身体的に変調がある場合には、何らかの疾病の可能性もあります。

職場や仕事上のトラブル、ストレスなど生活上も含めて、注意深くなることも必要かもしれません。

明確な理由も無く、「なんとなく」面倒・・・といった場合には、甘えていると見られても仕方ないといえます。

とはいえ、本人にとっては、どうしても朝が辛い・・・本当に起きることが出来ない。辛い。

といったこともあるでしょう。

その場合には朝が遅い仕事、フレックスでコアタイムが10時~といった会社。
昼から出勤して夜まで働く業種、仕事に転職をする、といったことも選択肢です。

自分に合った働き方ができる職場を選ぶことも、仕事が長続きするためには必要といえます。

1回のミスで、仕事を辞めたいと思ってしまう。少しも叱られたくない

仕事をしていれば、ミスはつきものです。
ミスによって注意を受けることもあるでしょう。

1度のミスで仕事を辞めたい、注意されたことで仕事を辞めたいと考えてしまうのは、甘えである可能性が高いです。

ミスをしてしまった場合の対処法、ミスをしないための予防策などを考えて、仕事をしていくことを考える必要があります。

仲の良い先輩に今までの失敗談を聞いてみるのもおすすめです。

びっくりするような大きな失敗をしている先輩、上司もいたりしますので、勇気づけられることもあるかもしれません。

仕事を辞めたい理由によって判断すべき

仕事を辞めて、転職先を探す場合に重視されるのが、

「退職理由」

「転職理由」

です。

在職期間が短くても、長くても、必ず面接では「どうして転職しようと思ったのですか?」といった質問が面接官からされます。

そこでの答えに対して、

「逃げるために転職をしている」

「仕事を辞めたい理由が甘えている」

と思われたら、内定を貰うのは難しいでしょう・・・

なぜ、仕事を辞めたいのかを明確にし、自分でも客観的に考えてみることが大切といえます。

実際に転職をする場合には、辞めたい理由を次の職場で解決できることが必要です。

でなければ、また退職したいと考えてしまう可能性があるためですね。

転職することによって、退職したい理由が解消される事が必要といえます。

またもし、上司に相談して解決できる可能性がある場合には、順番として相談された方が良いでしょう。

転職活動も必ずしも成功するとは限りません。
思いのほか、長期化することもあります。

もし労働冠環境の改善などができそうであれば、まずは相談、並行して転職活動といったことでも良いかもしれません。

新卒入社して、短期間で仕事を辞める場合の転職先探し

仕事を辞めたい、それも入社して数ヶ月、半年~といった期間など、短期での離職になる場合には、転職先探しも苦戦することが予想されます。

第二新卒の需要が高いとはいっても、やはり1年、2年の職歴があった方が転職活動はしやすいです。
数ヶ月だと、職歴と言うには短すぎます。

その結果、早期離職の場合は転職エージェントでは転職が難しい場合があります。

短期離職の場合、次の転職先を見つける方法として、

20代向けおすすめ就職サイト

の利用をおすすめしています。

短期離職でも歓迎してくれる企業の求人を多く紹介してもらうことが可能です。
ポテンシャル採用、伸びしろで中途採用を積極的に行っている企業が多いためです。

希望の業界・業種に強いエージェントかどうかも、公式サイトにてご確認になってみてください。

転職活動の注意点

仕事を辞めたい、今の会社を辞めたい、という場合。

多くの人は転職先を探し始めると思います。

今の仕事を辞めたら、収入が途絶えてしまいますね。

仕事を辞めて1年、2年くらいは遊んで暮らせるくらい貯蓄があるので大丈夫!
という方は、滅多にいないでしょう。

退職するなら半年くらいは生活できるくらいの貯蓄があると安心、と言われることもありますが、そんなにお金が貯まるまで我慢して働くのは無理・・・

経済的なことを考えた場合、在職しながら転職先を見つけるのが安心といえます。

しかし、無理をして働き続けることで精神的、身体的に崩れてしまう可能性が高い場合には、早期に退職した方が良い場合もあります。

ご自身の置かれてる状況を見極めて、転職活動に取り組まれることをおすすめします。





キーワード