仕事が続かない
仕事が続かない人には理由がある
「せっかくフリーター・ニートから就職したのに仕事が続かない・・・」
「せっかく転職したのに仕事が長続きしない。転職回数ばかりが増えていく・・・」
といった悩みを抱えている人もいると思います。
仕事が続かないから、簡単に仕事を辞めるという訳にもいきませんよね。
転職回数が増えると、評価は下がっていくことになります。
20代、30代、40代とそれぞれの年代で見合った転職回数というのはありますからね。
仕事が続かない理由を分析して、仕事が続く人に変わっていけるようにする必要があります。
もしくは自分に合った仕事が続けられる職場を見つけて転職することが必要です。
目次
仕事が続かない理由、仕事を続けられない人の特徴とは
仕事が続かない人に多く見られる特徴として、以下のようなことが挙げられます。
ネガティブで仕事に対して自信が持てない
仕事をする上で失敗は避けられないものです。
特に就職や転職して日が浅い場合には、仕事をまだ覚えていませんし失敗することもあるでしょう。
叱られることが耐えられない、といった場合も当てはまるかもしれません。
仕事に対して自信が持てないと結果が得られず、
「この仕事は私には向いていない」
という気持ちが強くなり、仕事が続けられなくなることになります。
飽きっぽい
飽きっぽい人は、日々同じような作業が続くことが苦痛に感じます。
かといって、多くの仕事は日々ルーチン作業があるものですし、常にクリエイティブな仕事というのも少ないでしょう。
企業内で自由に仕事が進められる立場にあるわけでもないでしょう。
単調な作業の繰り返し、という仕事も中には確かにありますが、日々同じような仕事が続く中でそのストレスに耐えられず仕事を辞めることになります。
人間関係を築くのが苦手
人と関わること自体が苦手だと、仕事を続けるのが難しいケースもあります。
コミュニケーションが上手く取れずに落ち込む。
割り切って人間関係を作ることも出来ない。
分からない事があっても質問できない。
問題は、分からない事があっても質問出来ないことではと思います。
そのため、最後には大きな失敗をして職場にいられない、と感じるようになってしまう可能性があります。
給料が低すぎる
給料は仕事を続ける上でとても重要です。
入社する際、給与面に関しても納得していたはずなのに、やっぱり給料が低すぎて仕事が続けられない・・・といったことはあります。
それは、思った以上に仕事が忙しくて給料が低すぎる、と感じる場合などです。
また成果を上げているのに給料に全く反映されない場合なども、不満を感じるものです。
成果、仕事の忙しさ、年齢に応じて、やはり平均年収は稼ぎたいという気持ちはあると思います。
給料が低すぎることは、仕事を続けられないと感じる大きな理由になります。
自分に合わない仕事に就いてしまった
自分に合わない仕事に就いている場合も、仕事を続けられないと感じるようになりやすいです。
コツコツ積み上げるのが苦手、問題解決・原因究明のためにソースコードを延々とチェックするのが苦手、という方にはITエンジニアの仕事は苦痛かもしれません。
人見知りなのに飛び込み営業も行わないといけない会社の営業職は、まさに苦痛でしょう。
自分に合わない仕事に就いてしまった場合には、仕事を続けられないという状況になりやすいです。
フリーター期間が長くなり、早く就職したいと適性を考えずに内定が出やすい仕事に就いてしまった場合など、こうしたケースになることがあります。
経済的に余裕がある場合
仕事をする一番の目的は、お金を稼いで生活を維持すること、という方は多いでしょう。
ご家族がいる方の場合には、辞めたくても辞められません。
仕事を辞めると、収入が途絶えて生活が成り立たなくなるからです。
ただ配偶者がしっかり稼いでいる場合には、仕事を続けられない・・・といった考えになりがちでフラフラと定職に就かないケースもあるでしょう。
独身で実家暮らしであったり、親が裕福な場合に社会人なのに経済的に援助をしてもらえる場合などは仕事が続けられなかったとしても、生活していくことが可能です。
ニート、フリーター、正社員を短期間、といった働き方になっている方もいるかもしれません。
経済的に余裕があると、無理して仕事を続けなくても良いか・・・といったことで、仕事を続けられず辞める原因になることもあります。
真面目すぎる
真面目すぎる人は、仕事を一生懸命にやろうとし過ぎてしまい精神的に疲弊することがあります。
仕事に真面目に取り組むこと、それ自体は素晴らしいことなのですが真面目すぎてしまい、疲弊してしまう。
うまく出来ない事に悩んだり、顧客からの要望にしっかり応えられていないなど悩み、うつ病などを発症してしまう、といった可能性もあります。
周囲から見ると十分に頑張っているのに、本人はもっと頑張らないといけない、と思いつめている状況です。
最終的には思い詰めすぎて、仕事を続けられない、といった考えになってしまう可能性があります。
仕事を長く続けるためには、どうしたら良い?
仕事を長く続けたい、という場合にはどうしたら良いでしょうか。
仕事を続けられない理由に合わせて、できる対策を取ってみることをおすすめします。
人間関係は最低限で良いと考える
職場にいる人たち全員と深いコミュニケーションを取る必要はありません。
一緒に昼食を取る必要も無いです。
飲み会も断って良いでしょう。
挨拶はしっかりする。
仕事で必要な最低限のコミュニケーションが取れれば良い、仕事上で困った時には質問出来る状態になっておくことが大切です。
実際、職場によってはそうした割り切り方で定時退社、でも仕事の評価は良い、という人がいるところもあるでしょう。
経済的に自分で責任を負う
実家暮らし、ニートになったとしても生活出来る。
といった状況であれば、仕事で嫌なことがあったりすれば、
「この仕事が続けられなくて、辞めてしまっても生活出来るから良いかな」
という考え方になるのも仕方ありません。
実家を出てひとり暮らしをする。
地元にいると気軽に実家に帰れますから、あえて地方から上京して働く。
その地方の中心都市でひとり暮らしをして働く、といったことで経済的に自分で責任を負う方法があります。
お金に余裕が無ければ、簡単に仕事を辞めるわけにはいきません。
適度に手を抜く
仕事には真面目に取り組むべきです。
確かにそうなのですが、仕事に常に120%で取り組むのは無理でしょう。
仕事で成果を上げている先輩方も、適度に手を抜くところは抜き、集中すべき時は猛烈に仕事に取り組んでいるのではないでしょうか。
ミスもしても構いません。
会社を傾けるほどのミスをしてしまうのは、かなり出世してからではないでしょうか。
入社1年目、2年目のミスは、上司から見ればミスのうちに入らないかもしれません。
次に同じミスをしないように気をつければ良いだけですから、あまり落ち込む必要は無いと言えます。
適度に手を抜くことは、仕事を続ける上で大切なことといって良いでしょう。
プライベートを充実させる
毎日、仕事ばかりではなく趣味を見つけてプライベートを充実させるのもおすすめの方法です。
スポーツを始めてみる、習いごとを始めてみる。
恋人を見つけるのもおすすめです。
オンとオフを切り替えてプライベートが充実する事で、不思議と仕事も張りを持って頑張れるようになります。
どうしても今の仕事が続けられないなら、働き方を変えることを考えてみる
自分なりに色々と仕事が続けられるように、色々と試してみたんだけれど・・・
どうしても仕事が続けられそうにない。
その場合、仕事を辞めたい理由を明確にすることが大切です。
自分と向き合う作業になりますので、精神的にしんどいかもしれませんが、この作業なしに安易に転職をしても再び「仕事が続かない・・・」と繰り返す可能性が高いです。
なぜ、仕事が続かないのか、という理由は人それぞれとなります。
会社員としての働き方自体が合わない、ということがハッキリすることもあるかもしれません。
そうなったとしても、他の働き方で生計を立てることを目指すこともできます。
また転職先の条件をしっかりと選ぶことで、仕事が長続きする転職先を探せる可能性もあります。
フリーランスになって稼ぐ
今はネットを利用して仕事を請けて、お金を稼ぐ方法があります。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ビズシーク
- ココナラ
といったようなクラウドサービスも増えてきており、思ったよりも簡単にフリーランスとして稼ぐことをスタートできるようになっています。
得意なことがあれば、そのスキル・技術でフリーランスとしてお金を稼ぐこともできます。
もし得意なことが無かったとしても、スキルが無くても仕事を請けられるものから始め、徐々に経験を積んでいくことも可能です。
もちろん、フリーランスとして生計を立てて継続していくことは楽ではありませんが、自分でことに責任をもてる方には向いている働き方になるでしょう。
起業する
フリーターから起業するという道もあります。
一人で全てを決めて、進めていくことが出来ます。
起業というと初期投資に数百万円、数千万円と必要な業種・業態もありますが、コストをかけずに起業することも可能です。
フリーターから小資本で起業することも出来ます。
例え、失敗しても再起不能にならないような範囲で起業することをお考えになってみてはいかがでしょうか。
例えば、小資本で起業する方法としては、
- YouTuber
- インスタグラマー
- 動画編集
- ブログアフィリエイト
- プログラマー
- WEBデザイナー
など、スキルが必要なものもありますがフリーターから起業する際に、こうしたビジネスがおすすめです。
SNSを絡めることで売上げが加速的に上がっていく方もいます。
転職する
どうしても、今の会社でも仕事が続かない、無理だ・・・となった場合には転職するしか選択肢が無い場合もあるでしょう。
その場合、大切な事は「仕事が続かない理由」をしっかりと分析して、それを解決して働ける職場を探すこととなりますね。
転職を考えた場合、これまでのキャリアや経験を活かした方が転職しやすいです。
しかし、そうした転職先選びだと再び仕事が続けられないといった可能性が出てくるかもしれません。
全く違う仕事に就く事も考える必要があるかもしれません。
どんな仕事や労働環境を選ぶ必要があるかは、人それぞれとなりますので、しっかりと分析をする必要があります。
辛いのは、人間関係で常に悩んでしまうような、内的な要因の場合でしょうか。
ただ、人とあまり関わらず黙々と仕事をするような職場もありますので、まずはどういった職場、環境なら長く仕事を続けられそうか、といったことでお考えになってみてはいかがでしょうか。
自分に合う仕事を見つけるには
どうしても今の仕事が続けられない、といった場合には多くの人にとって、現実的な選択肢は転職になると思います。
転職先を選ぶ際には、職場の詳しい情報を得て、自分に合っている職場かどうかを判断する必要があります。
そのためには、転職エージェントを利用する方法がおすすめです。
興味を持った求人、企業の職場の雰囲気、働き方、給料や福利厚生などの待遇、他にも確認したいことを代わりに質問してもらうことも出来ます。
自分では聞きにくいことがあっても、エージェント経由なら質問してもらいやすいでしょう。
ただし、エージェントを利用する際の注意点は、転職回数が増え過ぎていると転職成功率が低い求職者ということで、利用を断られるケースがあることです。
そうなる前に、自分に合った仕事を見つけてみてください。
転職エージェントを利用して、自分に合った職場を探す
転職エージェントとしておすすめなのは、
⇒ パソナキャリア
⇒ DODA
などです。
20代、短期間に転職回数が2回、3回、4回と増えている場合
もし20代で転職回数が増えていて、次の転職に自信がない・・・といった場合には、
⇒ ハタラクティブ
⇒ 就職shop
などの就職エージェントの利用が良いでしょう。
人物重視で中途採用を行っている企業ばかりですし、仕事への熱意をしっかりと聞いて判断して貰えます。
アドバイザーも早期退職に繋がらないように、しっかりとカウンセリングの上で求人紹介をしてくれます。
情報収集にぜひ活用してみてください。