内定ゼロ 就職決まらず卒業してしまったら?
就職決まらず卒業
目次
内定ゼロ 就職決まらず卒業してしまったら?
「卒業するのに内定がゼロ。就職先が決まらないまま卒業してしまうかも・・・」
「結局、就職活動をしなかったので内定ゼロ。卒業後、フリーターしながら就活しようかな」
就職活動をして内定ゼロだった方も、就職活動をしなくて内定ゼロだった方もいると思います。
内定がもらえず大学や専門学校などを卒業してしまった後、既卒で就職活動を進める事になりますが、既卒の就活の仕方はまた変わってきますよね。
新卒としての就職活動とは違い、既卒者は中途採用を狙っての就職活動となります。
既卒就活の仕方、既卒でも利用出来る就職サイトなどについて情報を掲載しています。
内定無しで卒業、新卒と既卒で就職活動は何が変わる?
内定無しで卒業してしまった後、卒業後は既卒者として就職活動をしていく事になりますが、就職活動は難しくなります。
それは数字で表れています。
既卒者の内定率
2012年から実施されている「マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」では、既卒者の内定率が掲載されていますが、
・2012年 23.6%
・2013年 29.0%
・2014年 30.7%
・2015年 43.2%
・2016年 45.0%
・2017年 44.0%
と調査結果を掲載しています。
2015年からは既卒就活生の内定率も上がってはいますが、それでも新卒として就職活動をするよりも内定率は低い結果といえます。
ちなみに、既卒で就活をしている方の中には、在学中に内定をもらっていながらも既卒で再び就活をする人が増えているそうです。
早期離職者も含んでいますが、既卒だから未内定、内定ゼロでは無くなってきているという変化が見られます。
もっと良い就職先を見つけたい、1度目の就職先は自分には合わなかったといった事でしょうか。
既卒者になると、減る応募枠・正社員求人
日本は新卒者の採用が中心ですから、既卒になる事で応募出来る求人数自体が減ってしまいます。
在学中は様々な企業へ応募が出来ましたよね。
書類選考に通るかどうかは別として、応募だけであれば一部上場企業、人気有名企業、給与が高いことで有名な企業など、スケジュールをしっかり把握していれば応募する機会はたくさん得られたと思います。
しかし、既卒となった場合には応募枠が減ってしまいますから、応募出来なくなる企業も非常に多いです。
また卒業後に年齢がさらに上がっていくと、応募出来る未経験OKの正社員求人がまた減ってくる事になります。
卒業して年数が経つと共に、正社員就職は難しくなっていくと考える必要があります。
大学卒業後など、フリーターやニートになって期間が長くなるほど、正社員になるは厳しくなりますので、正社員になる事をお考えであれば出来るだけ早めの就職活動が必要と言えます。
既卒3年であれば新卒と見なす企業も
最近では既卒であっても学校を卒業して3年以内であれば、新卒扱いをしてくれる企業も増えてきています。
その理由として、若年者の雇用機会の確保、企業にとっても採用者の幅を広げることで人材採用の機会損失を防ぐということで、厚生労働省が事業者向けに出した通達があります。
とはいえ、既卒者の内定率は低いのが現実です。
(最近でこそ、内定率が上がってきていますが・・・)
卒業後の就職活動ではしっかりとした情報収集が必要です。
既卒者を歓迎する企業からの求人、企業研究、改めての自己分析も行った方が良いでしょう。
短期離職で改めて就活をする場合、次こそは自分にあった仕事に就き、長く安定して働く事が重要ですよね。
短期離職者はそれであっても転職は厳しくなりますからね。
近年は既卒者も卒業後3年以内であれば、新卒扱いしてくれる企業も増えていますので、そうした企業を中心に求人を調べてみる事も、内定率を上げる一つの方法としてあります。
既卒1年目は就職のチャンスが多い!
就職活動が上手くいかなかった・・・事情があって就活をしなかった、など様々な理由から既卒になると思いますが、既卒1年目は就職がしやすい時期です。
新卒就活と比べるとネガティブになりがちな既卒者の就職活動ですが、正社員就職を考えた場合には2年目、3年目以降と比べるとまだまだ就職出来る可能性が高いといえます。
確実にいえるのは、年齢を重ねることで職歴なし・社会人未経験の状況から応募出来る求人が減る、ということです。
未経験から就職を目指す場合、応募可能な求人が減る年齢の区切りがよく言われますね。
よく言われる年齢は、25歳、27歳、29歳です。
実際、最も大きく求人数が落ち込むのは29歳で、30歳を超えて職歴なし・社会人経験なしの場合には、ごく限られた仕事しか応募が出来ないといった可能性があります。
「やりたい仕事ではないけれど、他に仕事が無いから仕方無く求人に応募する・・・」
といった事も十分に起こりえます。
既卒1年目はそうした応募の制限もほとんどありません。
むしろ「既卒3年目までは新卒扱い」という通達もあるため、就職活動はしやすいと言えます。
トヨタ、HONDA、ソニー、シャープ、富士通などの他、多くの上場企業、大手企業が既卒者の応募を受け付けています。
既卒者が大手企業に就職を目指す場合、難しさもありますがまだチャンスがありますので、就職先として狙ってみるのもアリですね。
既卒1年目はつい先日まで就職活動をしていた、という方も多いと思います。
「就職活動のはじめ方が分からない・・・」
といった事もないでしょうから、その点でも就活をスムーズに勧めやすいのではないでしょうか。
既卒者の就職活動、オススメ就職サイト
学校を卒業後、既卒として就職活動をする際には、
・求人サイトを利用して求人を探す方法
・既卒者の就職支援に実績のある正社員就職支援サービスを利用する方法
があります。
既卒者の内定率を考えると、本気で正社員就職を目指すのであれば両方を併用しての就職活動もオススメです。
その方がより多くの求人情報を得ることが出来ますからね。
就職支援サービスを利用して得られる情報、就活の知識を元に、自分独自でもリクナビやマイナビ、エンなどを利用して求人を比較・検討する事でより自分に合った会社を見つけやすくなるでしょう。
既卒者の就職支援に実績のある正社員就職支援サービスの利用に絞って、就職活動を行う方法もオススメです。
既卒者の就職支援実績多数!オススメ正社員就職支援サービス
こちらでご紹介するのは既卒者の内定率も高く、利用して就職成功した方も多いオススメの正社員就職支援サービスです。
早期離職者の就職支援も行っていますので、転職先を見つけたい方は活用されてみてはいかがでしょうか。
⇒ 20代フリーター、第二新卒、既卒 オススメ就職サイト ランキング
こうした既卒者OKの就職支援サービスは、内定率が高いのが特徴です。
大体、80%前後の内定率としている就職支援サービスが多いですし、高いところでは90%以上のところもあります。
民間企業の提供するサービスとなりますので、内定率を高めてさらに求職者に利用してもらう必要がありますね。
そのために相談から内定、就職まで成功率を高めるため、各社切磋琢磨している事も大きいといえます。
求人紹介から企業の詳細な情報、面接対策、日程調整、さらには就職後のサポートまである就職支援サービスもあります。
その分だけ、正社員就職を希望している方にとっては、質の高い就職支援が受けられるということになっていますので、既卒者の就職活動にもとてもオススメです。
大学卒業後、就職活動をする際にはこうした既卒者の就職支援にも実績のある、就職支援サービスの活用も検討してみてください。