空白期間、履歴書にどう書く?
履歴書の空白期間
目次
履歴書の空白期間(ブランク期間)、どう書いたら良い?
フリーターや既卒として、空白期間が長い場合。
「この空白期間、どうやって書いたら良いんだろう・・・?」
と、履歴書を書く時点で書く手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
就職活動の参考本を見てみても、そんなに空白期間が長い人向けでは無いので参考にならない事が多い・・・とムダにイライラしてしまったり。
フリーター歴が長かったり、既卒で何もしていないブランク期間が長いと、履歴書の作成から面倒になってしまいます。
でも、誤魔化してかくのはリスクが高いです。
(後から嘘の履歴書はバレますし、面接で突っ込まれたら答えに困ってしまいます)
履歴書の空白期間(ブランク期間)はどう書いたら面接官から突っ込まれにくく、読まれやすいようになるのでしょうか。
前提として、履歴書は「読みやすく、読まれるために書く」事が重要です。
書類選考で印象に残り、面接に進めるように履歴書や職務経歴書を書かなければなりません。
採用選考の時に最も気になる「空白期間」
履歴書の空白期間は企業の人事担当者が「真っ先に気にする箇所」だと言います。
実際、私も採用と担当する事も時々あるようになりましたが、多くの求職者の履歴書を見るようになって例えば、
「この2年もある空白期間、この人何をしていたのだろう?」
と学歴などよりも「長い空白期間」がとても気になる事に気づきました。
夢を追いかけて一生懸命だった人は説明を聞くと、やり遂げる熱意がある人材という評価に傾きます。
「別に何もしていませんでした・・・」
という求職者に感じるのは、やる気の無さ、です。
「公務員試験を受けていましたが、落ちたので諦めて民間企業への就職に切り替えたました」
といった方に感じるのは、中途半端さです。
身も蓋もないのですが、答えによって印象が丸っきり変わってしまうのです。
書類選考後の面接の事も考えて、履歴書の空白期間については書く必要があると考えます。
履歴書 空白期間の書き方
空白期間がある場合、履歴書にもその理由に合わせて記載をした方が良いでしょう。
全く何も書いていない方が、人事担当者、面接官に与える印象は悪いといえます。
フリーターやニートとして空白期間が長い求職者の方向け、履歴書の書き方について考えてみましょう。
フリーターとして働いていた空白期間の書き方
高校卒業後、大学卒業後、大学中退後など学生の期間を終えて、フリーターとして働いていた期間が長い場合。
アルバイトを職歴として記載しても問題ありません。
むしろ、アルバイトをしっかりと頑張っていたのであれば、アピールのために書いて欲しいですね。
もちろんアルバイト歴も沢山ある方、少なく長くアルバイトをした方と色々と思います。
職歴にアルバイト歴を書く場合、長く続けたアルバイトを中心に書かれると良いでしょう。
10個くらいアルバイトをしていた経験があるのでしたら、半年以上働いたアルバイトを書いて、単発・短期バイトは書かないといった事になりますね。
1年以上のアルバイトは十分、アピールになる場合もあります。
面接官にもよりますが、頑張ったアルバイトはしっかり評価してあげたいと考える方は多いですよ。
ニートの空白期間
完全にニート生活を送っていた場合、空白期間については書く事がありません。
そこは他の場所でカバーする事が重要となります。
職歴欄は正社員の経歴を書くところですが、アルバイト歴を書いても問題ありませんし、アピールにもなります。
「ートよりフリーターの方が印象が良いのでは?」
という事から、どうせ分からないだろう・・・とアルバイト歴の嘘を書く事を考える方もいるかもしれませんが、リスクが高いです。
アルバイトの仕事内容について質問されたら、具体的に答えられませんからね。
履歴書の応募などの際、送付状を添えて出す事も考えてみてください。
送付状では空白期間の間に、
「自分に合った仕事を探していた」
「資格取得のための勉強をしていた」
といった事を書いて、少しでもアピールにつながるようにされると良いでしょう。
家庭の事情で家事手伝い(家事や介護)をしていた、という方も実際にいらっしゃるかもしれませんね。
ニート期間だったとしても、仕事探し、資格取得に関してであれば特に問題となることはないでしょう。
もちろん、面接で質問される場合に備えて情報を頭に入れておくことが大切です。
空白期間(ブランク期間)が長い人の就職活動のポイント
大学卒業後(大学中退後)フリーター、ニート期間が長い方にとっては、履歴書の書き方から悩むケースは多く、就職活動が止まってしまう原因にもなりかねません。
履歴書の書き方として、前提はやはり素直に書くこと。
内容に嘘を書いてはいけませんが、多少の微調整はしても良いでしょう。
ニート期間に就活をしていた、資格取得のための勉強をしていたなど、全く無気力に何もしていなかった人よりは印象は多少良くなるといえます。
空白期間は採用選考ではマイナスの評価になる事もありますが、それが決定的な要素になる事は少ないです。
面接官は他の要素を重視して、採用・不採用を判断します。
大切なのは、求職者の方の「人間性」です。
「入社してから頑張って仕事を覚えて、活躍してくれそうか」といった事も重要ですね。
やる気があるかどうか、今までの生活と切り替えて、これからの仕事への意欲を重視する面接官は多いといえますので、そのあたりを面接ではアピールされると良いでしょう。
応募書類の書き方・面接対策に悩んだら、就職支援サイトの活用を
とはいっても、自分一人で就職活動の準備をしていると、迷ったり悩んだりでどうしても就職活動が止まってしまう事もあるのではと思います。
そうした場合、
でご紹介していますが、こうした就職支援サイトを利用する事で、
「履歴書の空白期間を書いたら良いか」
「面接で空白期間について質問されたら答えるか」
といったアドバイスを一人ひとりに合わせてもらう事が出来ます。
未経験OKの正社員求人も紹介してもらう事が出来ますので、空白期間が長いフリーターやニートの方であっても、就職活動を進めやすいのでオススメです。