非正規から 正社員 なれない
非正規から正社員になれない
非正規雇用から正社員になれない、と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
一旦、フリーターや契約社員・派遣社員など非正規社員として働くと、なかなか正社員として就職をするのが難しい、という状況になる人が多いです。
雇用の安定を考えた場合、正社員の方が安定しています。
特に製造業の場合には、世界的に不況になるとモノが売れない=工場のライン停止、といったことになりやすく雇い止め、リストラされる可能性が高いのです。
また派遣社員から正社員として転職を目指しても、なかなか正社員になれない・・・という方も多いのではないでしょうか。
派遣社員も立場的には弱いです。
一般的に仕事が見つかりやすいと言われる20代でも、不況、不景気の場合には派遣契約の更新がされず、次の派遣先もなかなか決まらない、といったことが起きやすくなります。
そうした不安定な非正規雇用を抜けだし、正社員として就職、転職したい。
でも、なかなか非正規から正社員になれない・・・と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
安定した正社員になりたい。
非正規から正社員になるためのポイント、就職活動の方法についてご紹介しています。
非正規から正社員になれない状況を抜け出す方法
「非正規雇用から正社員になるのは思っている以上に大変だ・・・」
と実際に契約社員やアルバイト、派遣社員として働くうちに実感している方は多いと思います。
毎日働いていると、いつの間にか1日が終わって土日はなんだかやる気が出なくて・・・
また月曜日が始まり、同じような1週間が繰り返される。
就職はしたいけれど、具体的に行動しないまま月日が流れていく。
一度、派遣社員や契約社員になってしまうと正社員になるのが難しい、という話を聞いたことがあったり、テレビなどで見たことがある方も多いでしょう。
しかし、非正規雇用から抜け出して正社員として就職している方もまた多いのです。
非正規から正社員になれない状況を抜け出す方法として、就職エージェントを利用する方法をおすすめしています。
内定を貰うためのサポートを受けることができるためです。
未経験OKや、今までの職種経験を活かして転職を目指せる求人の紹介をしてもらうこともできます。
非正規から抜け出すには、行動するしかありません。
そのための方法として、特に20代には就職エージェントの活用はおすすめの方法です。
ジェイックやDYM就職といった就職エージェントは、30代前半の方も利用しやすいので、こちらも活用してみてください。
目次
非正規社員から正社員を目指せる就職支援サービス
フリーター、派遣、契約社員など非正社員から正社員としての就職を目指せる、就職支援サービスを記事中でご紹介しています。
の部分でご紹介しています。
いずれも就職成功率の高さが特徴です。
20代で非正規社員として働く方は、ぜひこうした就職支援サービスを活用されて正社員になりやすい20代の間に就職を目指してみてください。
30代前半の方も求人状況によっては紹介を受けられる就職支援サービスもご紹介しています。
非正規雇用とは
非正規雇用とは、どういった雇用形態を指すかというと、
- 派遣社員
- 契約社員
- パートタイマー
- アルバイト
などのように、期間を定めた雇用契約で働く場合や、アルバイトなどのように時給で働く人(フリーター)も含まれます。
働くにあたって、雇用形態を最初に確認しておくことはとても大切です。
中にはこうした人もいませんか?
正社員として採用。働き始めたつもりだったのに、実は契約社員としての採用だった・・・
雇用契約書の内容をしっかりと確認することが大切です。
非正規雇用は、正規社員と比べて会社の経営状況が悪化したときに、真っ先に解雇されやすい立場です・・・。
正社員登用あり、でもパート・アルバイト・契約社員から正社員になれない
正社員登用あり、ということで募集をかけていたのでパートやアルバイト、契約社員として働き始めた。
でも、長く働いているのに正社員になれない・・・
という場合もあると思います。
この場合、正社員になれない理由として色々なケースが考えられます。
思い切って職場の上司に聞いてみる方法が案外、おすすめです。
人柄の良い上司であれば、率直に教えてくれる場合も多いです。
本部の人事にさらに確認をしてくれたりもあるでしょう。
正社員登用されない理由
正社員になれない理由として、
・当初は正社員登用を考えていたが、その間に経営状況が厳しくなってしまったので正社員登用をストップしている
・正社員として採用する能力は無い、と判断されている
・正社員登用の試験を受けているが、落ち続けている
・最初から正社員登用する予定が無かった
などがあります。
困ったことに、正社員登用を一時ストップしていても、積極的に会社側から伝えてくれることはほぼありません。
アルバイトやパートとして働き続けてくれた方が、人件費が安いため、会社としては助かるからです。
「出来れば、非正規のままずっと働き続けて欲しい」
と思っている可能性は大です。
企業にとって負担が大きいのは人件費
企業にとって固定費の中でも、負担が大きく調整しやすいのは人件費です。
家賃、固定資産税などは調整が難しいため、どうしても経営状況が悪くなると人件費のカットが行われやすいです。
そしてその影響を受けやすいのが、フリーター、契約社員、派遣社員といった非正規雇用なのですよね。
そのため極端なケースだと「明日から来なくて良いから」といったことが起きてしまいます。
雇い止めも起こり、問題となってきます。
「正社員になれると思って頑張ってきたのに、契約が切られた」
といったことも起こりえます。
正社員だと日本ではそうしたことは難しく、まだ安定しているといえます。
不況がきて就職が厳しい時期になると、正社員になりたい人も増え、公務員人気も高まるのがより安定した仕事、収入が得られるためです。
非正規社員から正社員になれない人の特徴とは
正社員になりたくてもなれない人には、共通して見られる特徴があります。
当てはまっている部分がある場合、不足している部分を強化したり、志望動機の作り方、アピールの仕方を工夫するなどする必要があるでしょう。
応募する求人を考え直すことも必要かもしれません。
スキル不足
中途採用は基本的には即戦力を求めている場合が多いです。
未経験者歓迎、という正社員求人に応募していたとしても「年齢」によっては、それなりの経験やビジネスマナーを期待されます。
また他の応募者、ライバルのスキルや経験と比較された結果、不採用になることも多いといえます。
社会人のマナーが身に付いていない
正社員の経験がないとしても、社会人のマナーが身に付いていないと判断されれば書類選考で落ちることがあります。
採用担当者は多くの履歴書を見ていますから、書き方、内容によって様々なことを見抜く力が付いています。
基本的な履歴書・職務経歴書の書き方は調べれば分かりますから、あまりに逸脱していたり、やる気の感じられない内容になっていないか、見直す必要はあります。
面接でのマナーも自信が無い場合には調べてから、面接に臨むことが大切です。
協調性・コミュニケーション能力が不足している
入社したら、社内の様々な人と関わり仕事を覚える必要があります。
また職種によっては社外の方ともやり取り、対応が必要になるでしょう。
一人で完結する仕事というのは滅多にありません。
働くにあたり、協調性・コミュニケーション能力が不足していると判断された場合には不採用となる可能性が非常に高いといえます。
素直さに欠ける
中途採用の方は仕事を覚えるために、先輩社員からの様々なアドバイスを聞く必要があります。
もしかすると年齢によっては先輩社員が年下、ということもあるでしょう。
その時、素直に話を聞かない、一々口答えをする、アドバイスしたことを全然やらない・・・といった人材は、企業は採用したくありません。
面接という短時間の間でも、応募者の話しぶり、仕草、自己分析、これまでの経験などからそうした素直さ面接官は見抜こうとしていることがあります。
素直さに欠ける人は、正社員になるのは難しいといえます。
「でも」「しかし」「ですが」
などが無意識に言葉として出る方は注意が必要といえるでしょう。
非正規から正社員になれない、今の会社に見切りをつけ正社員の仕事を探すには
非正規雇用から正社員になれない、今の会社、お店で働き続けても正社員になれる可能性が低い。
今の職場に見切りをつけて、就職活動を改めて始めようという方も多いかもしれません。
正社員になれないまま、年齢がまた1つ上がるというのも不安が大きくなってしまいますよね・・・。
その場合、年齢によって選択できる就活の仕方も変わってきます。
20代、30代前半の人が正社員就職を目指す方法
今、20代、30代前半までフリーターや派遣社員、契約社員といった非正規でお仕事されている方は、就職エージェントを利用して仕事探しをする方法に加え、求人サイトを利用して正社員求人に応募する方法を併用するのもおすすめです。
職歴なし、未経験から正社員求人を探すための求人サイト
フリーターの方の場合、アルバイトは職歴として見なされないことが多いため、職歴なし社会人未経験、といった状況で就職をすることになります。
契約社員、派遣社員として働いていた場合には、職歴として考慮してもらえるケースが大半です。
今までの業務内容が、求人に応募した会社でも活かせる内容であれば、採用選考でもプラスに働くでしょう。
未経験者歓迎の正社員求人を探すための求人サイトとして、情報が多く便利なのがリクナビNEXTです。
知名度が高いので既に利用して就活をされている方も多いかもしれませんね。
就職エージェントで正社員求人を紹介してもらう
エージェントにも色々な種類があって、キャリアのある人向けの転職エージェント、ハイキャリア・高年収の方向け転職エージェントもあります。
そうした中、職歴なし社会人未経験、フリーターや非正規から正社員就職を希望する方向けに就職支援サービスを提供している就職エージェントもあります。
といった就職エージェントなどがあります。
就職shopはリクルートが運営している20代向けの就職支援サービスです。
求人数が多いことが特徴で色々な業界・職種のお仕事を探すことが出来ます。
おすすめです。
書類選考なし、面接を受けることが出来ます。
ハタラクティブは学歴不問で人物重視で中途採用をしている企業をし紹介してもらうことが出来ます。
対応エリアが広いのでハタラクティブもぜひ活用してみてください。
ジェイックの就職カレッジは34歳までで正社員就職を希望される方が利用出来る就職支援サービスとなります。
書類選考なし、面接を受けることが出来ます。
DYM就職も34歳まで利用可能です。
ただし、求人は主に20代向けとなりますので紹介数は少ないことが予想されます。
それぞれの対応エリアなどについては、
20代フリーター就職サイトでご紹介しています。
30代後半・40代の非正規からの正社員、就職活動
40代のフリーターが増えているそうです。
年代的には就職氷河期、といわれ新卒の頃に正社員就職できずに、ずっと非正規雇用として働いてきた人が多い年齢層です。
また、正社員として働いてきたけれど、会社が倒産して無職、フリーター、派遣として生計を立ててきたという方もいらっしゃると思います。
先ほどご紹介したフリーターなど未経験から正社員就職を目指すためのエージェントは、基本的には20代向けです。
40代以降の就職活動の方法は限られているのが現状で、
・ハローワーク
・求人サイト
での情報収集が主となります。
正社員としてのキャリアがあったとしても、離職して年数が経っていたり、実績や経験が伴っていないと転職エージェントに登録してもエージェントに会えない可能性が高いです。
「残念ですが今はご紹介できる求人がありません」
となります。
転職エージェントもビジネスで人材紹介を行っているため、転職成功の確率が低い人材と思われると、会ってもらえません。
求人サイトを利用して、40代以降、未経験OKの正社員求人を探して応募する。
もしくはハローワークの職業訓練を利用した方が、就職成功率は高いといえるでしょう。
思った以上に、40代以上の方が職業訓練を利用して正社員就職されています。
また、東京都であれば、
という就職支援があり、30~54歳で都内で就職を希望される方が利用できます。
今は自粛要請などもあり感染防止策としてミドルコーナー説明&見学会の開催が中されていますが、再開になりましたら利用を検討されてみてはと思います。
(2020年3月29日時点)
就職活動も色々と影響が出ていますが、いずれは落ち着いて仕事探しが再開できるはずです。
その時のために情報収集を行っているかどうかで、正社員になれる人、正社員に慣れない人の差が出るといえそうです。
正社員登用は嘘だった?せっかく正社員就職しやすい年齢である20代~30代前半を無駄にしてしまわないために、就職活動の方法は選んだほうが良いでしょう。