フリーターの有給
アルバイトの有給休暇
アルバイトにも有給休暇はあります。
フリーターが就活をするときの悩みの一つとして、面接などでバイトを休まないといけない場合に「給料が減る」といったことがあります。
しかし、有給休暇を取得すれば給料が発生します。
給料の心配をせずに安心して面接にも行けるのではないでしょうか。
1.半年以上の継続勤務
2.所定労働日の8割以上出勤している
といったように有給休暇取得には条件がありますが、条件を満たしているアルバイトの方はぜひ有給を取り就活に役立ててくださいね。
要件を満たしていればアルバイトであっても、会社側は有給休暇の取得を断れないとされます。
目次
フリーターの有給休暇(有給)について
「フリーターは有給休暇がもらえない」
と言うことはありません。
「フリーターでも有給休暇はもらえます。そして、使う事も出来ます」
労働基準法が定める有給休暇は、労働者の権利の一つですからね。
有給は正社員として働いている人だけのものではありませんよ。
アルバイトでも主婦でパートで働く人も取れます。
週1日の勤務ペースでも有給休暇もらえますからね。
勤務してから半年後に、有給休暇が発生します。
「有給あるの、知らなかった・・・」
という方も多いと思います。
あまり会社の方から大っぴらに言う事はないでしょうからね。
今までフリーターとして色々な職場で働きましたけれど、
「働き始めて半年経ったね。有給休暇が発生するので、ぜひ取って休んでね!」
と言われた事は一度もありません・・・。
でも、フリーターから正社員になるために就職活動をする時に初めて、有給休暇を使いました。
東京へ面接に行く事があり、さすがに1日休みが欲しかったからです。
それをきっかけに、就活でどうしても休みが欲しい時は、有給休暇を使わせてもらうようにしていましたよ。
フリーターは仕事を時給ですからね。
働く時間が減れば、それだけ給料が減ってしまいます。
有給休暇が取れる職場でアルバイト出来ていたのには、ありがたかったですね!
当時アルバイトしていたお店の店長、部長がスタッフが働きやすい職場作りに積極的で、理解のある人だったのも良かったのだと思います。
フリーターから正社員就職、有給休暇を上手く使う事で有利に
有給休暇を取得する際、特別に理由を伝える必要はないのですが、フリーターから正社員就職を目指す場合には、ぜひ就活に使いたいものです。
先ほども書きましたが、遠方の企業の面接を受ける場合。
移動も含めて1日かかる事もありますから。そうした日にこそ有給休暇を使いたいです。
給料を減らさずに1日、しっかりと就職活動に使えるのはフリーターには助かりますよね!
なんで有給取るの?と聞かれる事は多いですし、申請用紙に書く欄もありますけれど、堂々といきましょう。
私は、
「面接のため」
と書きましたよ。
あらかじめ、アルバイト先に就職活動を始め事は伝えておく必要がありますね。
就活を始めたらシフトの調整もお願いしないといけないでしょうし、万が一(という書き方も変ですが)就職が決まったらアルバイトを辞めるタイミングについても早急に相談が必要です。
アルバイト先へは就職活動を始めたタイミングで、
「シフトを調整してもらいたい」
「有給休暇を使わせてもらう事があるかも」
「就職先が決まったら、早めにアルバイトを辞めさせてもらうかも」
と言った事は伝えておきましょう。
フリーターが有給休暇を使うときの注意点
フリーターとしてアルバイト頑張っている!
就職活動も始めたし、いざ(面接の日)という時には有給休暇が欲しい。
でも有給を使う(取得)するには注意点があります。
それは、
「時季変更権」
というものです。
有給を申請された企業は「時季変更権」で有給のタイミングを変える事が出来ます。
フリーターとして働く場合、その勤務先によって色々な繁忙期があると思います。
警備員であれば、イベント時期や妙に工事現場が多い時。
ビアガーデンであれば、暑い夏。
事務系の仕事であれば、4月や確定申告時期とかも忙しいでしょうか。
アパレルでショップ店員のバイトをしていれば、セール時期は超忙しいですよね。
そうした忙しい時期(繁忙期)の有給休暇申請は、時期をずらせる企業側の権利です。
繁忙期には1人でも休まれたら回らない!
という場合、多いと思います。
ただ、有給休暇の申請それ自体は拒否できませんから、お互い良い時期を探って有給休暇を使うといった事になります。
フリーターから正社員就職するために面接を受けるなどもあると思いますが、アルバイト先の繁忙期に当たる場合には、シフトや有給休暇の申請は少し気を遣うと良いかもしれませんね。
有給休暇の取得については、企業によって温度感が大きく違う!
有給休暇について、フリーターとして働いていて積極的に「有給、取ってね!」と言われた経験のある人、とっても少ないのではないでしょうか。
私は言われた事ありませんし、聞いてもむしろ、はぐらかされた事もあります。
有給休暇ってお給料を払う側(企業側)からすると、
「アルバイトが休んでいるのにお金だけ出ていく日」
なので、特に小さな会社にとってはあまり嬉しくないのが本音のようです。
ちなみに、日本の有給休暇取得率は世界的にみて低いそうですよ。
勤務先によって大きく違う有給休暇の取り扱い。
申請してすんなり受理されるアルバイト先で働くフリーターの人は、とってもラッキーかもしれませんね。
有給休暇は労働者の権利、とはいってもとにかく使い切る!という姿勢はどうかな・・・とは思います。
ただ、1日も有給が取れない場合にはブラック企業かもしれません。
とはいえ、アルバイトの確保で困っている企業も増えていますから、有給休暇の申請は早めが良いかもしれません。
フリーターの有給休暇こそは、ここぞという時、就職活動の大切な面接などで使うと良いかも、というお話でした。