解雇 再就職
解雇は再就職に不利?
例えば、年齢が若く20代であっても事情による会社を解雇されてしまうことはあります。
解雇された後、早く再就職する必要がある。
会社の経営状態が急激に悪化し、業態によっては固定費の高さから社員をリストラしないと1ヶ月、2ヶ月でキャッシュが無くなり倒産、といったケースもあるでしょう。
今の状況としては、経営者として他に選択肢が無く、社員を解雇せざるを得ない・・・といった事情も多いと考えられます。
解雇を不当、として訴えることも可能だとは思いますが、会社の経営状況の急激な悪化を知っている場合、解雇を受け入れて失業給付を早期に受取り、再就職を目指す・・・という方も多いのではないでしょうか。
解雇を撤回させて社員として残れたとしても、すぐに会社が倒産してしまうという可能性はやはり考えるのではないでしょうか。
不況の状況下でも、人材採用、中途採用を行っている会社はあります。
解雇になったからといって再就職できないわけではありません。
重要なのは解雇理由となります。
目次
転職に不利になる解雇、あまり不利にならない解雇
解雇、といっても様々なケースがあります。
大きく2つのケースに分けることが出来ます。
さらに事情によって、解雇の種類(解雇には4種類あります)が変わってくることになります。
- 会社事情による解雇(倒産、倒産回避のための人員整理)
- 労働者の問題(勤務態度、重大な違反行為など)
解雇の理由が会社事情の場合には、その後の転職活動で基本的には不利になることはないといえます。
とはいえ、退職理由の答え方に関しては気をつける必要はあります。
じつは以前の職場に本当は不満があったとしても、それを面接の場で言ってはいけませんよね。
淡々と解雇になった事実を伝える方が無難といえます。
解雇になった事実を認め、それまでの業務で改善すべき点があった場合には改善してより質の高い仕事をしていきたい、といったようにアピールに繋がるように伝えることが重要となります。
退職理由を聞かれた時に、素直に答えることで「それなら仕方が無い」「運が悪かった人」という印象は持たれるかもしれませんが、すぐに次の質問に移っていくと考えられます。
会社事情による解雇の場合には、再就職するにあたり、そこまで不利になることはないといえるでしょう。
年齢的に合った業務経験、マネジメント経験は中途採用ですから、求められることは想定しておく必要があります。
20代の解雇、再就職はポテンシャル採用も十分可能性あり
ただ20代での解雇の場合、まだ若さがあります。
再就職の時も、20代ならまだまだ今後の伸びしろを重視して中途採用してくれる企業は多いです。
運悪く、新卒入社した会社が倒産、解雇といった20代の方もいるかもしれません。
その場合、経験が浅いために即戦力を求める企業の中途採用よりは、未経験者歓迎の正社員求人に応募した方が良い反応を貰える可能性は高いと言えそうです。
会社を解雇されたことを隠せる?転職先にバレる可能性
中には、会社事情の解雇ではなく、普通解雇、懲戒解雇といった解雇となる人もいるでしょう。
その場合、選考に不利になることも多いと言え、出来れば応募先には隠したい・・・と思ってしまうのではないでしょうか。
自分の能力不足が原因で解雇された、勤務態度が悪いと評価されて解雇された、など素直に言いにくい解雇理由である場合もあるでしょう。
しかし、解雇の事実は隠してもバレるケースが多いため、素直に解雇された理由を伝え、反省点も含めてアピールに繋げることが重要となってきます。
もし履歴書に自己都合退職として解雇を隠していたとしても、離職票には退職理由が書かれています。
経歴詐称であったことがバレると、不採用は間違いないでしょう。
入社後に経歴詐称がバレた場合には、懲戒解雇も考えられます。
2回も解雇となってしまったら、その後の再就職は非常に厳しいものになることは間違いありません。
再就職は転職エージェントを利用する方法がおすすめ
年齢、それまでの経歴、キャリアによって解雇後の再就職を目指す方法は色々と検討することが出来ます。
3年以上、正社員としてキャリアを積まれてきたのであれば、
などの転職エージェントを利用しても、転職先を探せる可能性があります。
面接対策などのアドバイスも貰えますから、再就職にはこうしたエージェントを利用した方が成功率は高まるといえます。
もし20代で経験が浅いうちに解雇、倒産などによって再就職を目指す必要がある場合には、
⇒ 就職shop
⇒ ハタラクティブ
といったエージェントは若手、特に20代の就職支援に特化していますので情報収集がしやすいといえます。
思い切って未経験の仕事に転職したい、といった場合にも未経験OKの正社員求人を中心に扱っていますので、情報収集はしやすいのではないでしょうか。
解雇の後、再就職までのスケジュールを考えることが大切
結果として、解雇となってしまった場合でも、その後の生活もあります。
再就職を目指してスケジュールを立てられた方が良いでしょう。
失業給付を貰うにしても、手当が貰える期間があります。
その間に再就職を決めなければ、生活費が厳しくなるのは目に見えています。
生活費から貯蓄を考慮し、転職活動のスケジュールを立てる必要があります。
早期に再就職先を見つける必要がある場合には、複数のエージェントを利用しつつ、
⇒ リクナビNEXT
などの求人サイトも併用して求人情報を多く集める方法をおすすめします。