今月も厳しいフリーターの給料
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フリーター年収、正社員の平均年収の差


フリーターの年収

フリーターの平均年収は150万円前後、と考えて良いと思います。
月に12万5千円ほどの収入です。
時給で働く以上、フリーターの年収は上限があると言って良いでしょう。

フリーターが年収をアップする方法は?

寝る時間、アルバイトの他の時間も必要です。月収20万円を超える手取りのフリーターは、高時給×長時間勤務の場合が多いです。

東京都は地方と比べて高時給のアルバイト求人、時給1,500円などもありますから手取り20万円以上を稼ぐフリーターの方も多いかもしれません。地方は厳しいです。

そこまでフリーターで働くのは厳しい・・・となると、やはり年収は150万円程度となるフリーターは多いのではないでしょうか。
フリーターの年収ではひとり暮らしは無理ではありませんが、余裕のある生活は難しいです。

フリーターの年収、正社員の年収との格差を知り、就職活動を始める方も少なくありません。

フリーター平均年収、正社員の平均年収の差

フリーターから正社員になろう、と考える大きなきっかけの一つとして、

年収、お金の問題

があります。

月収、年収の問題ですよね。

例えば20代前半で実家暮らし、手取り12万もあれば十分、余裕のある生活が出来ますよね。
でも、実家を出て一人暮らしをしたいと思った場合には厳しい月収です。

また20代後半のフリーターとして、将来の事を考えたり貯蓄の事を考えると、やはり年収の少なさが気になります。

実際のところ、フリーターと正社員では平均年収など給与面ではどれくらいの差があるのでしょうか。

その年収差を縮める方法はあるのでしょうか。

まず最初にフリーターと正社員の平均年収から見ていくことにしたいと思います。

フリーターの平均年収

生涯賃金の差
フリーターの平均年収を考える上で、目安となるのは最低賃金です。
平成29年(2017年)度の最低賃金ですが、全国平均では848円となりました。

アルバイトの時給に関しては、各都道府県で設定されている最低賃金を少し上回る時給で募集されている事が多いですから、ここでは例として、時給850円でフリーターの月収、年収を計算してみたいと思います。

時給850円 フリータの年収 例

例えば、時給850円で働くフリーターの場合、

850円 × 7時間 × 20日 = 119,000円(月収)

119,000円(月収) × 12ヶ月 = 1,428,000円(年収)

となります。

時給1,000円 フリータの年収 例

もう少し高時給でアルバイトしている方も多いと思います。
首都圏などは人手不足もあって、時給が高いバイト募集も増えていますからね。

例えば、時給1,000円で働くフリーターの場合、

1,000円 × 7時間 × 20日 = 140,000円(月収)

140,000円(月収) × 12ヶ月 = 1,680,000円(年収)

となります。

フリーターの平均年収は150万円前後

フリーターの平均年収としては150万円前後、と言われることが多いですが実際に稼ぎやすい給与額であると言えそうです。

時給1,000円を超えるアルバイトは、地方ではあまりありませんしね。

毎月10万円前後を稼ぐフリーターの方も多いと思いますが、それくらいの収入があると税金の支払いが出てきます。

ちなみに社会保険に加入すると手取りが減りますから、注意が必要です。

所得税、住民税などもありますから、実際に使えるお金は計算通りではないので、同様に注意しなければなりませんね。

正社員の平均年収

今度は正社員の平均年収について見ていきたいと思います。

20代フリーターの方が多いと思いますので、20代の正社員の平均年収についてみていきましょう。

20代正社員の平均年収として、様々な求人サイト、人材紹介会社で情報として掲載されていますが、金額に差があったりします。

例えば、リクナビNEXTでは登録者の中で20代のデータを元に平均年収をしていますが、2016年には平均年収は298.5万円と掲載しています。

また、こちらも知名度が高く様々な役立つデータを掲載しているDODAでは、2017年の20代平均年収は346万円と掲載しています。

いずれにしても、フリーターの平均年収よりも100万円~200万円ほど多い年収となっています。

業界・職種によっては20代でも年収500万円以上、年収600万以上といった仕事に就いている人もいます。

フリーター歴が長くなればなるほど、正社員として働く人達との生涯年収の差は開いていくと言って良いでしょう。

正社員は多くの企業では、基本的に定期昇給がありますし業績によって賞与(ボーナス)もありますからね。

フリーターの時給はほとんどアップしないと言って良いでしょう。
フリーターは20代も30代も、あまり年収に変わりがありません

アルバイト先をもっと高時給のところに変える事が出来れば、幾らかは年収は増えるかも知れません。

しかし今度は年齢が上がると共にアルバイトも見つからなくなってきます。

そうした事を考えても、フリーターでずっといることはリスクしかないのではないでしょうか。

フリーターが年収をアップする方法

例えば、フリーターが年収を上げるにはどういった方法があるでしょうか。

フリーターの収入は「時給×働いた時間」ですからどちらかを上げる必要があります。

さらに長時間働く

今のバイト先でアルバイトの時間を延ばしてもらったり、出勤日を増やしてもらったりといった方法があります。

単純ですが、確実に収入が増える方法です。

アルバイトをダブルワーク・掛け持ちする

今のアルバイト先で時間を増やすのでは大幅な収入アップは難しいです。
月収20万などを目指すのであれば、夜勤バイトをしたり今のアルバイトとは違う時間帯で掛け持ちしたり、休日をなくして働いたりといった事が必要です。

2つ、3つとアルバイトを掛け持ちして高収入を得ているフリーターの方もいますね。

時給の高いアルバイトに移る

今よりも時給の高いアルバイトに移る手もありますね。

時給が高いアルバイトとしては、

・コンサート・イベントスタッフ
・コールセンター
・治験
・家庭教師
・塾講師
・警備員

などがあります。

夜間のアルバイトも時給アップしますから、高収入を狙うのであれば検討してみても良いかもしれません。

年収アップには、正社員就職が最もオススメ

20代後半フリーター就職活動
フリーターの平均年収は150万円前後、20代正社員の平均年収は346万円といったように非常に大きな差があります。

フリーターで高収入をいうと月収20万が体力的にも限界ではと思うのですが、それであっても年収240万円です。

朝から晩まで働く日々、ダブルワークで忙しいのは20代という若さと体力がある年齢だからこそ出来る働き方、ともいえますね。

30代、40代でも同じ働き方を出来るかというと・・・やはり避けたいですし無理な気がします。

将来の結婚、老後の生活などを考えると出来る限り若いうちに(正社員就職しやすい20代のうちに)、しっかり就職しておいた方が安心ですね。

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